都営大江戸線・南北線、麻布十番駅から10分ほど歩くと見えてくる、築50年の白いビル。穏やかな麻布の街になじみ佇むのが、1998年にオープンしたdesignshop。「流行に左右されず、永く使えること」をコンセプトに商品をセレクトしており、店内には南部鉄器や南部炭染ふきん、そして盛岡出身の版画家 大場冨生氏の作品も並ぶ。「盛岡にゆかりのあるお客様と、伝統工芸や南部鉄器についての話題になることもあります」と話すのは、盛岡市出身のdesignshopオーナー、森さん。南部鉄器の新作展示会などの催しものも数年ごとに開催しているそう。暮らしをシンプルで豊かにするきっかけを探しに、なんども立ち寄りたいお店。