岩手大学の構内を散策するイベント「岩大WALK」を開催しました。穏やかな春の土曜日、「盛岡高等農林学校」時代の様子を今に伝える重要文化財から、みんなで熱中したザリガニ釣りまで（？） 参加者と一緒に楽しんだキャンパス時間をレポートします。

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［スケジュール／2025年4月26日開催］
09:50　岩手大学集合
10:00　農業教育資料館（旧盛岡高等農林学校本館）見学
11:00　キャンパス内散策
12:00　学生食堂で昼食（中央食堂）
13:00　解散

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参加してくれたのは、地元の高校生から、はるばる東京からいらした方まで多彩な顔ぶれ。ガイド役は、以前こちらの農業教育資料館に勤めていた盛岡市の移住コーディネーター小野寺さん（後列左端）。みんなで自己紹介をして、まずはこの資料館からイベントスタートです。

 

［農業教育資料館／旧盛岡高等農林学校本館］

明治35年に創立された「盛岡高等農林学校」の本館として大正元年に建てられました。ここは宮沢賢治の母校でもあり、館内には賢治の研究や文芸活動を紹介する展示室も用意されています。

館内は写真撮影ができないため、残念ながら中の様子は見せられませんが、学問にかける当時の情熱が感じられる古い展示物がたくさんあってとても見応えがありました。贅沢な作りの建物そのものも大きな見どころです。

農業教育資料館［WEB］

 

［農学部附属植物園］

続いては植物園を散策。街なかとは思えないほど多彩な樹木が生い茂る園内には、石川啄木の妻・節子の生家跡や、旧正門の門番所など、歴史を今に伝える見どころもちらほら。

 

広々としていて気持ちいい。思わず深呼吸したくなります。

 

かつての正門側にある門番所がかわいい！ こちらも重要文化財。

 

旧正門前の小道は枝垂れ桜が連なっていて、

 

お花見散歩もできました。

 

［北水の池］

さまざまな植物を堪能した後、向かったのは園内にある「北水の池」。そこで行われたのが…

 

なんとザリガニ釣り大会（笑） イカのおつまみをタコ糸に結んで、いざ…！

 

わー！ ほんとに釣れたー！

 

小さいのから…

 

大きいのまで！

 

ほぼ全員がザリガニをゲットする最高の釣りになりました（もちろんすべてリリース）。ありがとう北水の池！

 

［中央食堂］

そして最後はお楽しみの中央食堂へ！ お腹すいたー！

 

丼ものにする人、惣菜を集めて定食を作る人。迷いながらそれぞれのランチを選びます。

 

いただきまーす！

 

わいわい楽しく頂いて、すっかりお腹もいっぱいに。

 

どれもこれも本当においしくて、みんな大満足。ごちそうさまでした！

 

［イベントを終えて］

こうして楽しかったイベントも無事に終了となりました。アカデミックなキャンパスの中で、みんなとおしゃべりしながら、明治まで遡る歴史や珍しい植物たちに触れる時間はなんだかほっとするものでした。この日はお休みでしたが、図書館が一般でも利用できるなど、大学って結構オープンな場所なんです。これからさらに新緑が美しい季節がやってきます。みなさんもぜひ植物園や農業資料館に足を運んでみてくださいね。

ご参加くださったみなさん、本当にありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。

そして次の企画もお楽しみに！

「盛岡という星で」編集部