どこにも締め付けがなくて、とっても楽な着心地なのに、いつもよりすこしだけ背筋が伸びる。無理なく、気持ち良く、素の自分でいられる、この不思議な日常着も盛岡生まれ。
リネンウールやコットンヘンプ、布が持つ自然な表情は「工房蟻.」が作る服の魅力のひとつ。そよぐ風ごとまとったような揺らぎのあるラインも、盛岡の古い街並みや、のどかな川沿いの景色によく似合います。着こんでくたくたになる頃にはもう手放せなくなっているはず。
photo: Mari Sugawara text: Yutaka Yaegashi
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