盛岡という星で ThePlanet MORIOKA BASE STATION

盛岡を小さく丸いひとつの星に例えます。今までとは違う角度から盛岡を写し取り、見つめようとするものです。 盛岡を小さく丸いひとつの星に例えます。今までとは違う角度から盛岡を写し取り、見つめようとするものです。

盛岡という星で 盛岡という星で

[イベント]MORIOKA CINEMAS and BOOKS

2023/10/15

 

盛岡という星で BASE STATION で、

映画を観て、

本を買って、

トークを聴く1日。

 

MORIOKA CINEMAS and BOOKS は、その名の通り、映画と本がテーマ。主役はなんと言っても映画館と書店です。限られたスクリーンで、少しでも多くの良い作品を届けようと、レイトショーが終わる深夜まで映写を続ける劇場と、アート作品の展示やトークイベントで文化の橋渡しを行い、誰もがアッと驚くような企画で本を届けてくれるまちの本屋さん。そんな彼らに敬意と愛を込めて、このイベントを届けます。

 

日時

2023年10月29日(日) 10:00〜19:00

場所

盛岡という星で BASE STATION

盛岡市菜園1-8-15 パルクアベニュー・カワトクcube-Ⅱ B1

関連
イベント

〈展示編〉

9月30日(土)〜10月29日(金)

上記「イベント編」に先駆けて、9月30日より以下の「展示編」も開催します。ぜひご来場ください。

CINEMAS and BOOKSパネル展/まちの映画館と書店をイラストで紹介するパネル展示
本の人の本棚/書店主や漫画家など、盛岡で本に関わる仕事の人の本棚を小さく再現
プレイバック・シネマストリート/昔の映画館の会報や、みちのく国際映画祭の資料など、懐かしい映画館通りのあれこれ

 

 

タイムスケジュール

イベント概要

 

10:00

開場

 

〈常設イベント〉

POP-UPブックストアズ

出店/

東山堂書店、さわや書店、pono books & time、BOOKNERD、書肆みず盛り

 

会場に盛岡の「まちの本屋」5店が集合、それぞれの個性を発揮した、それぞれのセレクションで書籍を販売します。中には住宅模型やプロレスのマスク(?)など、お店のカラーがよくわかる展示的な要素もたっぷり。

 

TAKE-FREE

 

いま!もうすぐ!観られる映画(ほぼ)全チラシ
市内の各劇場から、チラシを集められるだけ集めます。イベントデー以降に観られる映画の、いわば合同展覧会。映画界でも秋は良作が次々リリースされる実りの季節。「知らないうちに終わってた!」なんてことにならないように、しっかりチェックしておこう。

 

展示

 

◯CINEMAS and BOOKSパネル展/まちの映画館と書店をイラストで紹介するパネル展示
◯あの人の本棚/書店主や漫画家など、盛岡で本に関わる仕事の人の本棚を小さく再現
◯プレイバック・シネマストリート/昔の映画館の会報や、みちのく国際映画祭の資料など、懐かしい映画館通りのあれこれ

 

 

12:00

〈無料上映会/要予約〉

「銀平町シネマブルース」

 

時代遅れのミニシアター「銀平スカラ座」は本日もなんとか営業中。ひとときの祭りの終わりと新たな旅の始まりの物語。

かつて青春時代を過ごした町・銀平町に帰ってきた一文なしの青年・近藤は、ひょんなことから映画好きのホームレスや銀平スカラ座の支配人と出会い、アルバイトを始める。老練な映写技師ら劇場スタッフや個性豊かな常連客たちとの出会いを経て、近藤はかつての自分と向き合い始めるが…。

CAST/
小出恵介 …… さすらいの男
吹越満 …… 映画館支配人
宇野祥平 …… ホームレス
藤原さくら …… 映画館バイト
日高七海 …… 映画館バイト
藤田朋子 …… 支配人の元カノ
浅田美代子 …… 生活保護ブローカー
渡辺裕之 …… 映写技師 ほか

監督/
城定秀夫/「アルプススタンドのはしの方」「愛なのに」「女子高生に殺されたい」「夜、鳥たちが啼く」ほか

 

予告編/
https://youtu.be/P5IRIRuLs3w?si=oPD7RPLjGHz3e3NS

 

ご予約フォーム(無料)

https://forms.office.com/r/TLiYzLbdp1

 

 

14:00

〈無料トークセッション/要予約〉

CINEMAS トーク

 

「銀平町シネマブルース」の上映後、トークセッションを行います。出演は、映画プロデューサーのアダム・トレルさんと、宮古市で映画の上映などを行う「シネマ・デ・アエル」の仕掛け人・有坂民夫さん。変化の波の真っ只中にある映画業界。作品を届ける、観る環境についてなど、映画愛たっぷりのお話を伺います。

 

(左から)

アダム・トレルさん

盛岡在住の映画プロデューサー。稲垣吾郎と二階堂ふみを起用した手塚眞作品「ばるぼら」や、頭を丸刈りにした森三中・大島美幸が塗装職人の中年男性に扮した「福福荘の福ちゃん」など、エッジの効いた作品を手がける。

 

有坂民夫さん

東京都出身、盛岡市在住。企画・プロデュース会社「コンテンツ計画」代表。宮古市にある江戸時代の酒蔵の建物を会場に、良質な映画の上映会などを行う「シネマ・デ・アエル」プロジェクトの仕掛け人。

 

ご予約フォーム(無料)

https://forms.office.com/r/KwwFGnELdJ

 

 

15:30

〈無料上映会/要予約〉

ドキュメンタリー
「まちの本屋」

 

経済学であり、ラブストーリー。 ー 出版社社員

兵庫県尼崎市。立花駅前から続く商店街にあるのは売り場十坪の小さな本屋、小林書店。小さな本屋を取り巻く環境は厳しく、この20年間で書店は半数近くまで減った。そんな中、店主の小林由美子さん、昌弘さん夫婦は様々なイベントを開催したり、地元客を大事にする商売で店を続けてきた。しかし、突然、昌弘さんを襲った脳梗塞。店を続けるべきか悩む由美子さんは改めて書店という商売と向き合う。その時、見えてきたものとは…

CAST/
小林由美子、小林昌弘、渡辺愛 ほか

監督/

大小田直貴 「由美子さんより本が好きな本屋さんはたくさん知ってるけど、由美子さんより人が好きな本屋さんは知らない」は、私がこの映画を作るきっかけをくれた出版社社員の言葉である。

 

予告編/
https://youtu.be/GXwOmL-EKu0?si=AgqeFGHj7DYEAKdW

 

ご予約フォーム(無料)

https://forms.office.com/r/GisQWyB13C

 

 

17:30

〈無料トークセッション/要予約〉

BOOKS トーク

 

「まちの本屋」の上映後、トークセッションを行います。出演は、作家、歌人のくどうれいんさん、BOOKNERD店主の早坂大輔さん、聞き手に絵はんこ作家、エッセイストのあまのさくやさん。それぞれの形で本に関わるお仕事をされる三人に、本や書店について楽しく、真面目にお喋りしていただきます。

 

◯トーク終了後には、くどうれいんさんのサイン会も開催!
10月にはエッセイ集「うたうおばけ」が文庫化! ぜひ会場でお買い求めください。

(左から)

くどうれいんさん

作家。著書にエッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD)、『桃を煮るひと』(ミシマ社)、絵本『あんまりすてきだったから』(ほるぷ出版)など。初の中編小説『氷柱の声』(講談社)で第165回芥川賞候補に。現在講談社「群像」にてエッセイ「日日是目分量」ほか連載多数。

 

早坂大輔さん

サラリーマンを経て、2017年に岩手県盛岡市に新刊・古書店〈BOOKNERD〉を開業。書店経営の傍ら、出版も手がける。主な出版物に、くどうれいん著『わたしを空腹にしないほうがいい 改訂版』、自身の著書に『ぼくにはこれしかなかった。』がある。

 

あまのさくやさん

絵はんこ作家、エッセイスト、チェコ親善アンバサダー。1985年、カリフォルニア州生まれ、東京育ち。著者に『32歳。いきなり介護がやってきた。―時をかける認知症の父と、がんの母と』(佼成出版社)、『チェコに学ぶ「作る」の魔力』(かもがわ出版)、『はんこ作家の岩手生活』(生活綴方出版部)

 

ご予約フォーム(無料)

※定員に達したため締め切りました。立ち見でのご観覧は予約なしでも可能です。