【プロジェクトレポート】青の問い-もりおか企業共創型探究プロジェクト-
2025/1/31
高校生と地元企業の共創プロジェクト、ついに成果発表!
「もりおか」をフィールドに、地元企業と高校生が企業の課題解決に取り組んだ「青の問い」プロジェクト。12月25日には、これまでの取り組み成果を発表するプロジェクトアワードを実施しました。7月のキックオフ以来、半年間で課題解決のための具体的なアイデアを形にし、地元企業に、そして地域にどんなインパクトを与えられるのか、試行錯誤して取り組んできたプロジェクトメンバーのみなさん。
一次審査では、すべてのプロジェクトが5分間のプレゼンテーションをおこない、最終プレゼンに進むことができる3プロジェクトを選定しました。プレゼンテーションは高校生が主体となって発表する形式で実施しましたが、審査員からは「企業の方の感じるリアルな効果」や「プロジェクトとのかかわり方」など、共創プロジェクトとしての在り方を探るような質問も挙がりました。
最終審査は、ポスターセッションとプレゼンテーションの2部制で実施しました。まずはすべてのプロジェクトによるポスターセッションから。教育関係者のみなさん、自治体のみなさん、そのほかにもさまざまな観覧者のみなさんに対して、プロジェクトごとにざっくばらんに共有する場になりました。
さらに、一次審査で選出された3プロジェクトからの最終プレゼンもおこない、グランプリを選出しました。
賞を受賞したのは以下の4プロジェクト。
企業の課題に対して高校生がどう解決できるかを考え尽くし、素晴らしいプレゼンテーションをされました。
グランプリ |
和のくらし小袖 「夏の盛岡を浴衣で盛り上げよう」 |
準グランプリ |
株式会社フォーラム運営委員会 「映画館を身近でもっと楽しめるようにするには」 |
チームワーク賞 |
manordaいわて株式会社 「中津川界隈を『つい歩きたくなるまち』にするには」 |
アイデア賞 |
川上塗装工業株式会社 「リンクアップウエスの認知向上&用途・販路拡大をめざして」 |
今回展開した9つのプロジェクトは以下の通り。
高校生のアイデアや行動力と、企業のもつ強みをかけ合わせながら、どのプロジェクトのみなさんも真剣に課題に向き合い、パートナーとして課題解決を目指しました。
●訪日旅行客がとらえるわんこそばの楽しさを探ろう(株式会社東家)
●アリーナを高校生でいっぱいにするには(株式会社岩手ビッグブルズ)
●本州一の避暑地をバズらせよう(株式会社岩手マイタック 安俱里まほら岩手)
●リンクアップウエスの認知向上&用途・販路拡大をめざして(川上塗装工業株式会社)
●さわや書店本店へ高校生の来客数を増やすには(株式会社さわや書店)
●農業をしごとにする若者を増やすには(農事組合法人となん)
●映画館を身近でもっと楽しめるようにするには(株式会社フォーラム運営委員会)
●中津川界隈を「つい歩きたくなるまち」にするには(manordaいわて株式会社)
●夏の盛岡を浴衣で盛り上げよう(和のくらし小袖)
半年間に及ぶ「青の問いプロジェクト」はここで一区切りとなりますが、今回展開した9つのプロジェクトのなかにはこの後もさらなる課題解決を目指し、活動を継続していくプロジェクトもあります。
盛岡という星でBASE STATIONではこれからも引き続き高校生、地元企業、そして地域全体で取り組む共創をサポートしていまいります。
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